02費用・ロット更新 2026-09-02読了 約5

小ロットOEMとは?何個から作れる?最低ロットを解説

「1,000個からしか作れない」は工場の都合ではなく、段取りと材料の都合です。理由が分かれば、ロットを下げられる条件も見えてきます。

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目次6
  1. 01小ロットOEMとは
  2. 02何個から作れるのか
  3. 03なぜ最低ロットがあるのか
  4. 04小ロットのメリットとデメリット
  5. 05単価との関係
  6. Q&Aよくある質問

01小ロットOEMとは

小ロットOEMは、数百個以下、場合によっては1個から生産を受ける方式です。既製品のカスタマイズ、在庫材料の活用、汎用金型の利用など、工場側が段取りを軽くできる作り方で成立しています。定義は業界で異なり、アパレルでは50枚、樹脂成形では500個でも小ロットと呼ばれます。

02何個から作れるのか

品目小ロットの目安下限を下げる条件
Tシャツ(既製ボディ+加工)1〜30枚ボディを工場の在庫から選ぶ
Tシャツ(生地から縫製)50〜300枚色を1色に絞る
ニット・アウター30〜100枚既存の型を流用する
刺繍ソックス・小物1〜50点既製品への加工として依頼する
樹脂成形品100〜1,000個汎用金型・簡易型を使う
化粧品・雑貨(充填)300〜3,000個既存処方・既存容器を選ぶ

同じ品目でも「材料から作るか、既製品に加工するか」で下限は10倍以上変わります。まずどちらで作るかを決めるのが先です。

03なぜ最低ロットがあるのか

  • 段取り費:機械の設定、版・型の交換、色の切り替えは数量に関係なく発生する
  • 材料の最低購入量:生地は反単位、樹脂はkg単位。余りは発注側の負担になる
  • 生産枠:1日の稼働枠を小口案件で埋めると採算が合わない

下限の仕組みと、実質のMOQが色数やサイズで増える点はMOQとは?で詳しく扱っています。

04小ロットのメリットとデメリット

内容
メリット在庫リスクが小さい/少額で試せる/売れ方を見てから改良できる/複数デザインを試せる
デメリット単価が高い/選べる素材と加工が限られる/再生産で色や材料が変わることがある/対応する工場が限られる

05単価との関係

多くの工場は数量帯ごとの単価表を持っています。MOQちょうどの単価が最も高く、次の数量帯で段のように下がります。目安として、数量を5倍にすると単価が3〜5割下がる例は珍しくありません。見積もりでは100/300/500個のように数量を並べて出してもらうと判断しやすくなります。費用の内訳はOEMの費用はいくら?

FAQよくある質問

OEMは1個から作れますか?

既製品への加工(プリント・刺繍・彫刻)なら1個から受ける工場があります。材料から作る場合は数十〜数百個が下限です。

小ロットだと品質は落ちますか?

工程は同じなので品質自体は変わりません。ただし材料のロット差を吸収しづらいため、色ブレの許容範囲は事前に決めておきます。

小ロットから量産に切り替えられますか?

同じ工場なら型・版・仕様書が使えるため容易です。初回時点で量産の見込み数量を伝えておくと条件が良くなります。

小ロット対応の工場はどう探せばいいですか?

公開されているMOQで絞るのが最短です。経路ごとの比較はOEM工場の探し方で扱っています。