01Tシャツのつくり方は2択
TシャツのOEMは、既製のボディにプリントや刺繍を入れる方法と、生地から縫製する方法(フルOEM)に分かれます。費用もロットも別物なので、最初にどちらかを決めます。
| 既製ボディ+加工 | 生地から縫製 | |
|---|---|---|
| ロット | 1〜30枚から | 50〜300枚から |
| 単価の目安 | 700〜2,000円 | 1,200〜4,000円 |
| 初期費用 | 版代のみ(数千円〜) | パターン代+版代 |
| 納期 | 2〜4週間 | 1.5〜3か月 |
| 自由度 | シルエットは既製の範囲 | 身幅・丈・襟リブまで指定できる |
02プリント方式の選び方
| 方式 | 向いている枚数 | 特徴 |
|---|---|---|
| シルクスクリーン | 30枚以上 | 量が増えるほど安い。色ごとに版代 |
| インクジェット(DTG) | 1〜30枚 | フルカラー可。淡色ボディが得意 |
| 熱転写・DTF | 1〜50枚 | 多色でも版代なし。耐久性は方式差あり |
| 刺繍 | 10枚以上 | 高級感が出る。小さな文字は不向き |
03ボディ選びで決まること
着心地と価格の大半はボディで決まります。次の3点を指定すれば、工場から候補を出してもらえます。
- 生地の厚み(oz):4〜5ozは薄手、5.6oz前後が定番、7oz以上は厚手
- 編み・混率:綿100%かポリ混か。度詰めかどうか
- シルエット:レギュラー、ビッグ、ドロップショルダー
04発注時に指定する項目
- ボディの品番・色・サイズ配分(S/M/L の枚数)
- プリント方式と位置(前中心・左胸など)、寸法(幅◯cm)
- 色指定(色番。プリント色とボディ色の組み合わせ)
- 版下データ(ベクター形式。文字はアウトライン化)
- タグの扱い(既製タグを残すか、自社タグに付け替えるか)
- 個包装の有無(OPP袋、たたみ方)
05よくある失敗
- プリント位置のずれ:基準点(襟下から◯cm)を数値で指定していない
- 色が沈む:濃色ボディに白版(下地)を入れるかを決めていない
- 洗濯で割れる:方式の耐久性を確認していない。用途を伝えて選ぶ
- サイズ配分の失敗:Mだけ先に売り切れる。実績がないうちはM中心に寄せる
発注から納品までの流れはOEMの依頼方法、服全般の工程はアパレルOEMとは?で確認できます。
FAQよくある質問
Tシャツは1枚からOEMできますか?
インクジェットや転写プリントなら1枚から受ける工場があります。シルクスクリーンは版代があるため、数十枚以上でないと単価が合いません。
オリジナルタグは付けられますか?
既製ボディのタグを外して自社ネームに付け替える対応は一般的です。織りネームの製作に最小ロットがあるため、先に手配します。
同じ色で再生産できますか?
既製ボディなら品番指定で再現しやすく、生地から作る場合は染めロットの差が出ます。許容範囲を決めておきます。
1枚あたりいくらで作れますか?
既製ボディ+1色プリントで700〜2,000円が目安です。枚数、ボディの等級、プリント色数で変わります。