04アパレルOEM更新 2026-09-02読了 約6

アパレルOEMとは?服をオリジナルで作る方法と流れ

服のOEMは、生地とパターンで結果の大半が決まります。工程を先に知っておくと、どこにお金と時間がかかるのか判断できます。

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目次7
  1. 01アパレルOEMとは
  2. 022つの作り方
  3. 03企画から量産までの流れ
  4. 04加工の選び方
  5. 05ロットを決めるのは生地とサイズ展開
  6. 06依頼時に用意する資料
  7. Q&Aよくある質問

01アパレルOEMとは

アパレルOEMは、発注側の仕様で服を製造してもらう方式です。企画とデザインは発注側が持ち、生地の調達・パターン・縫製・仕上げを工場側が担います。デザインや型を工場側の提案に任せる場合はODMと呼ばれます(OEMとODMの違いとは?)。

022つの作り方

作り方ロットの目安特徴
既製ボディ+加工1〜50枚プリント・刺繍・タグ付け替え。低コスト・短納期
生地から縫製(フルオーダー)50〜300枚シルエットと素材を自由に決められる。型紙が必要

初回は既製ボディで検証し、売れ方が見えてから生地から作る、という進め方が現実的です。

03企画から量産までの流れ

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    企画・仕様の決定

    対象、価格帯、素材の方向、シルエット、サイズ展開を決める。

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    生地選び

    生地見本(スワッチ)で決定。反単位の最低購入量を確認する。

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    パターン作成

    型紙とサイズ展開(グレーディング)。初期費用として発生する。

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    サンプル製作

    1stで寸法と素材、2ndで色と仕上げを確認する。

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    量産確認サンプルの承認

    量産と同じ材料・工程で作った1点を承認。ここで仕様が確定する。

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    量産・検品・納品

    縫製→仕上げ(プレス・タグ付け)→検品→出荷。

全体で2〜4か月、生地を新たに染める場合はさらに数週間かかります。

04加工の選び方

加工向いている条件注意点
シルクスクリーン同じ柄を数十枚以上、色数が少ない色ごとに版代。グラデーションは苦手
インクジェット(DTG)1枚から、写真やフルカラー濃色生地で風合いが変わる
転写(熱転写・DTF)小ロットで多色耐久性は方式により差がある
刺繍ロゴを立体的に見せたい細い線や小さい文字は再現しにくい
織りネーム・下げ札ブランド表示最小ロットが数百枚単位のことが多い

05ロットを決めるのは生地とサイズ展開

アパレルで数量が膨らむ最大の要因は、生地の最低購入量とサイズ展開です。生地は反(1反あたり数十m〜)でしか買えないことが多く、余りは発注側の負担になります。

  • 色を2色にすると、生地の最低購入量も2倍になる
  • サイズを4展開にすると、各サイズの生産数を確保できる数量が必要になる
  • 既製ボディを使えば、生地の最低購入量の制約は外れる

工場や生地商社の在庫生地(残反)を使えば、少量でも生地から作れる場合があります。数量の考え方は小ロットOEMとは?

06依頼時に用意する資料

  • デザイン画または参考画像(正面・背面)
  • サイズスペック(着丈・身幅・肩幅・袖丈など、許容差つき)
  • 素材の希望(混率・厚み・風合い。近い既製品があれば現物)
  • 色指定(色番と実物見本)
  • 副資材(タグ、ボタン、ジップの希望)
  • 数量とサイズ配分、希望納期

書き方はOEM仕様書の作り方、サンプルの進め方はOEMのサンプル製作とは?、費用の内訳はOEMの費用はいくら?で解説しています。

FAQよくある質問

アパレルOEMは何枚から依頼できますか?

既製ボディへの加工なら1枚から、生地から縫う場合は1型50〜300枚が目安です。色数とサイズ展開を絞ると下限が下がります。

デザイン画が描けない場合はどうすればいいですか?

参考にしたい既製品の写真や現物、寸法の希望があれば進められます。デザインから任せる場合はODM対応の工場を探します。

生地は自分で用意すべきですか?

工場の提案から選ぶのが一般的です。持ち込みも可能ですが、縫製時の不具合の責任範囲を事前に決めておきます。

同じ服を追加生産できますか?

型紙と仕様書が残っていれば可能です。生地は染めロットの差が出るため、色の許容範囲を決めておきます。