03工場探し・発注更新 2026-09-02読了 約5

OEMの納期はどのくらい?見積もりから量産・納品まで

納期は「量産にかかる日数」ではなく、決定の待ち時間を含めた合計です。遅れの多くは工場ではなく承認待ちで生まれます。

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目次7
  1. 01納期は工程の合計で考える
  2. 02品目による違い
  3. 03遅れの原因は承認待ちが多い
  4. 04逆算スケジュールの作り方
  5. 05急ぐときに効く手段
  6. 06納期を守るための取り決め
  7. Q&Aよくある質問

01納期は工程の合計で考える

「納期2か月」と言われても、それは量産にかかる日数だけを指している場合があります。手元に届くまでの日数は、見積もり・サンプル・承認・量産・輸送の合計です。

工程日数の目安遅れやすい原因
見積もり2〜7日情報不足で往復が増える
サンプル製作1〜4週間材料の手配待ち
サンプル確認と修正1〜3週間発注側の確認が止まる
量産2〜8週間生産枠の空き、材料の欠品
検品・出荷準備3〜7日不良発生で全数検品に切り替え
輸送(国内/海外)1〜3日/2〜4週間通関、繁忙期の船便逼迫

02品目による違い

品目納期の目安備考
Tシャツ(既製ボディ+加工)2〜4週間在庫ボディがあれば最短
アパレル(生地から)2〜4か月生地を新たに染めるとさらに延びる
雑貨・小物1〜3か月副資材の手配が律速になる
樹脂・金属加工(新規金型)3〜6か月金型製作に1〜2か月

03遅れの原因は承認待ちが多い

工場側の遅延より、発注側の判断待ちで止まる日数のほうが長くなりがちです。サンプルが届いてから修正指示を出すまでに2週間かかれば、その2週間はそのまま納期に加算されます。

  • サンプル確認の担当と期限を先に決めておく
  • 修正指示は1回でまとめて出す
  • 副資材(タグ・箱)の手配を量産と並行で進める
  • 祝日・連休・繁忙期を工程表に書き込む

04逆算スケジュールの作り方

  1. 1

    販売開始日を決める

    イベントや商戦期から、動かせない日を確定させる。

  2. 2

    在庫の受入日を置く

    撮影・検品・出荷準備の日数を確保して2〜4週間前に。

  3. 3

    量産期間を差し引く

    工場に確認した実日数+バッファ1週間。

  4. 4

    サンプル期間を差し引く

    製作+確認+修正で3〜6週間を確保する。

  5. 5

    問い合わせ開始日が出る

    この日から動き出せば間に合う、という起点になる。

05急ぐときに効く手段

  • 既製品への加工に切り替える(材料の手配日数を消せる)
  • 工場の在庫材料・標準仕様から選ぶ
  • 色数・サイズ展開を絞って工程を短くする
  • 航空便に切り替える(海外。費用は上がる)
  • 特急対応の可否と割増費用を確認する

国内は年末とアパレルの端境期、海外は旧正月(春節)前後に生産が集中します。この時期をまたぐ場合は、通常より2〜4週間の余裕を見込みます。

06納期を守るための取り決め

納期は「起算日」で揉めることが多くあります。発注日か、仕様確定日か、前払金の入金日か。どこから数えるかを発注書に書き、遅延時の連絡義務と遅れた場合の扱いも決めておきます。条項の書き方はOEM契約で確認すること、サンプル工程の詳細はOEMのサンプル製作とは?

FAQよくある質問

OEMの納期はどのくらいかかりますか?

国内・小ロットで1.5〜3か月、海外で3〜5か月が目安です。既製品への加工なら2〜4週間で完了する場合もあります。

納期を短縮できますか?

既製材料を使う、色数を絞る、サンプルを簡易化する方法があります。特急対応は割増費用が発生することが一般的です。

納期遅延が起きたときの対応は?

遅延時の連絡義務と、遅れた場合の扱い(分納、値引き、解除)を発注時に決めておきます。

初回と2回目で納期は変わりますか?

型・版・仕様書が使えるため、2回目以降は短くなります。サンプル工程がなくなる分だけ短縮されます。